配合がシビアな【マット】の使い方。参考レシピ! | ヘアカラー | bex journal
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配合がシビアな【マット】の使い方。参考レシピ!

町田聖彦

町田聖彦

2018/05/29

やっぱり夏に向けて、オススメしたくなる【マット】!
ここ最近急に暑くなったりしているので、ボクも使用頻度が増えています。

こんにちは!群馬県前橋市の美容室、Paisley Park の町田聖彦です!

そんな【マット】ですが
「緑になりすぎた」
などの経験からお客様も美容師さんも抵抗を持っていたり、
逆に控えめにミックスしたら
「マットっぽさが薄かった」
なんてことも。
【マット】や【グリーン】は【アッシュ】や【ブルー】に比べて、
配合がシビアに思われます。
比率が多いか・少ないかで仕上がりが結構違ってくるでしょう。
でも、逆に返せばそれだけ表現が幅広いとも言えます!
今回はそんな【マット】【グリーン】を使った事例です。

beforeの画像がなくて申し訳ないのですが、
いきなり仕上がりの状態です!

根元は、

M6:グリーン:スモーク=2:1:1

もともと持つ色素(赤系メラニン)によって相殺されないよう、
マットやグリーンの比率を多めに、
そして自然なグラデーションに仕上がるよう暗めに設定しています。

毛先は

M6:A6:ブルー:グリーン:ホワイト=2:1:1:2:1

過去明るめに染めていた履歴もあるので、
褪色が進みやや黄色味によっていたこともあり、
マットやグリーンの比率が多いとやはり緑っぽくなる可能性が強いので、
アッシュとブルーも配合して調整してあります。

この振り分けのように、

新生部(特に赤系メラニンの多い方)や、
既染部でも赤味やオレンジ味に偏っている場合

マットやグリーンを多めに配合

褪色の進みが、黄色味に偏っている場合

アッシュなどミックスして調整
(ハイトーンやより黄色味が強い場合は、さらにNもミックスして補う)

このような感じで考えると良いかと思います!

もちろん、ベースの状態やお客様それぞれの持つ色素によりケースは様々で、
この配合・考えで必ずハマるとは言えませんが
【アッシュ】や【ブルー】同様、
【マット】【グリーン】も用いることで、
更に表現の幅は広がってくるかと思います!

マットカラーのとき、少しでも参考になれば幸いです!

さらに、過去のマットを使った事例もよろしければ
ご参照ください。

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群馬県前橋市の美容室ペイズリーパーク代表。フリーターやバンドマン、イラストレーターなどの遠回りを経て、個人店や大型店などを経験後2017年2月マンツーマン対応(2席のみ)のプライベートサロン、ペイズリーパークオープン。アートや音楽に囲まれたのんびりとした空間でお客様をお待ちしております。いつまでも【美】を楽しんでもらえるよう、訪問美容・介護美容にも対応させていただいております。
自身の感じているカラーの楽しさ・可能性をお客様と共有出来る様、その魅力を伝えていきたいと思います。
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