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エタノール配合ハンドジェルの除菌効果の検証について

2020.10.01

株式会社ビューティーエクスペリエンス(本社:東京都世田谷区・代表取締役社長:福井敏浩)は、エタノールを配合したハンドジェル処方の除菌効果に関する研究を行ってきました。今回の研究により、エタノール濃度を30%に抑えた処方においては塩化ベンザルコニウム※を追加配合する事で、70%エタノールを配合した医薬部外品処方と同等の除菌効果が見込まれる事を確認いたしました。

今回得られた知見を、エタノールによる手肌の荒れを考慮した製品の開発へと応用してまいります。

※塩化ベンザルコニウム:別名ベンザルコニウムクロリド。陽イオン界面活性剤の一種で、防腐剤、殺菌、消毒などの用途に用いられる。 

研究背景・目的

手指の除菌目的のために使用するジェル製品においては、エタノール濃度70%の製品が主流となっています。しかし、エタノールには手指の脂質を落としてしまう作用もあり、頻繁な使用によって手荒れに繋がる恐れがあります。本研究ではエタノール濃度を30%に抑え0.05%の塩化ベンザルコニウムを配合したジェル処方を開発し、使用直後から使用後1時間までの除菌効果について検証を行いました。

研究の成果

<<評価方法>>

市販の70%エタノール配合ジェル(指定医薬部外品)と弊社開発の30%エタノール+0.05%塩化ベンザルコニウム配合ジェルの評価を行いました。

菌数の測定は、市販の寒天培地入りの手形シャーレを用いました。培地に手を5秒間接触させた後に35℃で48時間培養を行い、培地に発生したコロニー数を計測する手法にて行いました。

評価品の使用前、使用直後、15分後、1時間後での手の菌数を計測し、評価品の使用による除菌効果とその持続について検証しました。被験者数は各3名で実施し、測定結果は平均値を用いています。

<<評価結果>>

評価の結果、当社開発の30%エタノール+0.05%塩化ベンザルコニウム配合ジェルは市販の70%エタノール配合ジェル(指定医薬部外品)と同等の除菌効果を持つことが確認されました。(図1)

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